HOME>> 毛髪の基礎知識

毛髪の基礎知識

 

毛髪の構造

毛髪を輪切りにしてご説明いたしましょう。

まず、一番外側がキューティクル(毛表皮)です。俗に天使の輪といわれる髪のツヤ、なめらかな手触りはこの部分の働きです。その内側が毛皮質で、毛髪の強度や弾力を保持します。中心部分が毛髄質で、毛髪の保湿に大事な役割を果たすと考えられています。毛髪はこの3層でできており、各層はいずれもたんぱく質です。

 

頭皮の構造

毛髪の健康を大きく左右するとされるのが頭皮です。

毛髪は頭皮より外に出ている部分を毛幹と呼び、頭皮の中にある部分を毛根と呼びます。毛根の先端部分にあるのが毛母細胞で、この細胞が毛髪の再生、育成を担っています。

毛細血管から栄養を受け取る毛乳頭という部分の働きが特に重要です。

いかにスムーズに力強く毛髪を再生していくか、そのポイントになるのが頭皮の健康であり、毛根部分の活性化です。

▲ このページのトップに戻る

ヘアサイクル

髪の健康を維持・増進させるためにぜひ、毛髪の一生(ヘアサイクル)を理解しておきましょう。

○ 誕生~成長期

毛髪は毛母細胞の分裂によって作られますが、毛髪をはやし育てる毛根には毛細血管が張りめぐらされており、血液を通して毛髪に水分、栄養分が届けられる仕組みになっています。

生え始めた毛髪は2年から6年かけて成長していきます。細胞分裂が進むに連れて、毛髪はしっかり太くなり、毛根も皮下組織に達するようになります。

○ 移行期

成長期を過ぎた毛髪は移行期に入り、約2週間ほどその活動を停止します。

○ 退行期~脱毛

移行期のあと、2~3ヶ月かけて毛根が次第に皮膚表面へと押し上げられていきます。毛根の角化が始まり、やがて完全に角化して、あちらこちらから抜け落ちていきます。同じ毛穴から新しい毛髪が生えるのは、約2ヵ月後です。

ヘアサイクルにはまだまだ解明されていない部分があります。個人差、男女差もあって、毛髪の寿命は男性が2~5年であるのに対し、女性は3~7年と言われています。

▲ このページのトップに戻る

毛髪の本数は?

頭髪の本数は実は胎児の時期に決まってしまいます。平均は約10万本。個人差が大きく、少ない人は6~7万本、多い人は13~14万本と実に2倍もあります。

 

自然な抜け毛について

毛髪が平和な一生を終えて、目立たないように抜けていく自然な抜け毛は毎日、平均で約50~100本と言われています。シャンプーの時に抜けることが多く、季節的には秋に多くなることは、皆さんも経験がおありでしょう。

 

病的な脱毛について

通常の頭髪の場合、約8割強の髪が成長期、その他が移行期や退行期、または脱毛後の、新しい髪が生えるのを待っている毛穴の状態になっています。ところが、このバランスが崩れて成長期の毛髪が減り、「このごろ、薄くなった」と感じ始めるのが、病的な脱毛というわけです。

この病的な脱毛には、円形脱毛症のほか、男性ホルモンが原因とされる男性型脱毛(AGA=AndroGenetic Alopecia)、皮脂の過剰分泌による脂漏性脱毛、乾燥性のフケがきっかけの粃糠性脱毛、やけどなどの外傷が発端となった対症性脱毛、さらに女性に多い牽引性脱毛、ダイエットによる脱毛などがあります。

▲ このページのトップに戻る

毛髪&頭皮の健康アドバイス

○ 髪は皮膚が変身したもの

基本は皮膚の健康を守る方法と同じです。夜更かしをしたり、いい加減な食事をしたりすると、すぐ皮膚は荒れてきます。髪も同じです。規則正しい生活習慣が、髪および頭皮の健康を守るためには欠かせないのです。

○ 髪は1日にしてならず

目で見て頭髪が薄くなっているように思えるときは、実はかなり病的な脱毛が進んだ状態です。そういうことが分かると、なおさら大慌てになって、あれもこれもと試してはその結果がすぐ出るものと期待したくなります。気持ちはよく分かりますが、毛髪の一生でも触れたように、髪の毛にはヘアサイクルというものがあり、今週試した育毛剤の効果が来週出たりはしません。すくなくとも3~4ヶ月はかけないと、本当の効果ははっきりしません。どんなケアも続けてこそ、ということをお忘れなく。

○ 頭皮を清潔に

髪や頭皮の状態は人それぞれで一概には言えませんが、不潔であるより清潔であるほうが健康によいということはご理解いただけると存じます。シャンプーを正しく行なうことはあらゆるケアより優先されるべきことです。

その場合、毛髪自体より頭皮を洗う感覚が大切です。オイルなどを常用している人は2度洗いをして、1回目はオイル類を落とすために頭全体を洗い、2度目は頭皮をマッサージするようにして洗います。指でかなり強めに洗っても大丈夫ですが、決して爪を立てないようにしましょう。

次にシャンプー剤が頭皮などに残らないようにしっかりとすすぎます。すすぎをいい加減にすると、さまざまなトラブルの元になりますので入念に。コンディショナーも同様にきちんと洗い流します。

毎日のシャンプーが理想ですが、乾燥肌の人は洗いすぎによって逆にフケが発生することもあります。自分の髪や頭皮の状態を見ながら、シャンプーの仕方を工夫することも大切です。シャンプーなどの薬剤も良質のものを選んで、健やかな髪・頭皮を維持しましょう。

○ 髪にはワカメ?

よく「ワカメなどの海藻をたくさん食べると、黒々とした髪になる」などと言われますが、これは俗説で海藻が特に髪にいい影響を与えるわけではありません。もっと言えば、この食品が毛髪に効く、といったことは現時点ではありません。毛髪もカラダの一部であり、カラダにいい食事が毛髪にもいいということが言えるだけです。

栄養バランスのとれた食事を規則正しくとることをおすすめいたします。

○ 髪VSストレス

現代社会はストレス社会とも言われ、多くの人が多かれ少なかれストレスを感じながら暮らしています。ご存じのように、ストレスは髪の大敵です。場合によっては、髪の状態自体が大きなストレスになってしまうこともあります。まともにストレスを受けつづけると、カラダに大きなダメージを受けて、血液の流れも、臓器の働きも落ちてきて、免疫力、治癒力もガタガタになってきます。そうした影響が直接的に、また間接的に毛髪に現れるのです。

ストレスと無縁ではいられない現代社会を生きていくには、ストレスをいかに上手にかわすか、発散させていくかが重要になります。毛髪・頭皮の健康を維持するためにも、どうぞストレス対策は入念に行ないましょう。

毛髪の状態が大きなストレスになっている場合、特に他人の視線が気になっている場合などは、医療用ウィッグの活用をおすすめします。症状や日常生活での不安などについて詳しいアドバイスやケアが行われるので、外見だけでなく精神的にも大きな助けとなります。

▲ このページのトップに戻る
前のページに戻る HOMEへ 次のページに進む
医療用ウィッグ、医療用かつらのご相談・詳細な資料請求は、お問い合せは専用フォームもしくは、0120-786-788までお願いします。